夏至




夏至がくる 夏至がくる

一年に二度、太陽と月が同じになる。

太陽は生まれない、そこにあり、巨大化する。
月は影を潜め、つぎの主役の時代まで虎視眈々とその位置を狙う。

生まれたり、死んだり、前に出たり、後ろに出たり、
でもそれは僕らだけで、
宇宙は生まれないし死なない。
ただそこにあり、そこにある。ただそこにあり、そこにある。

魂は終わらない。宇宙も、この全ての営みは終わらず、
主役だけが入れ替わる。視点だけが入れ替わる。

生も死もない、ことを、思い出す。
一年に二度、それはやってくる。





メールマガジンの登録

メールアドレス